心優しく頼りになるファミリークリニックに

2021年4月からよつばファミリークリニックの院長になりました藤谷直明と申します。

もともと診療所のかかりつけのお医者さんにあこがれてこの世界に入りました。岡山で研修をし、6年前から由布市の宮﨑医院で副院長をしておりました。専門は家庭医療といって、外来で小児から高齢者まで、そして内科はもちろん、簡単な外科処置なども行え、医療だけでなく介護など生活や家族にも配慮できるようにトレーニングを受けております。特に、かかりつけ医として患者さんそれぞれの生活に合わせた医療を提供することを大事にしております。もちろん、専門家への相談が必要なときは適切な機関へご紹介させて頂きます。

では、生活に合わせた医療とはなんでしょうか?医療は病気という非日常を扱うことの多い世界です。そのため、医療者との話では、「聞きたいことが聞けなかった」、「実際の生活とは合わない」などと感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?同じ咳の症状で受診した風邪の患者さんでも、軽い風邪と思って受診した方と、結核や肺癌ではないかと心配して受診した患者さんでは診察内容や説明を変える必要があります。また、生活様式は人それぞれですので、薬を出す場合にも、それに合わせた処方をしていく必要があります。よつばファミリークリニックでは、それらのことを気軽に言え、自分に合った医療が提供される、『心優しく頼りになるファミリークリニック』を目指します。ぜひ、かかりつけとして継続して、ご家族でかかって頂けますと幸いです。

また、よつばファミリークリニックでは大分大学医学部総合診療・総合内科学講座と連携し、地域医療の教育を行っております。病院とはまたひと味違う医療を医学生や初期研修医・後期研修医にも学んで頂き、地域医療に貢献していきます。

前院長の平山先生も同様のお考えであり、今まで築かれてきたものを引き継ぎ、ますます『心優しく頼りになるファミリークリニック』を目指します。何卒、よろしくお願い申し上げます。